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飲み会に行くべきかどうか

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私はサラリーマンをはじめて今年で7年目になりました。私の職場は古い飲み会文化が残っており、飲み会が事務所単位でも有志(行きたい人)のグループでもありました。

その当時、いつも悩んだのは誘われた時に行くか断るかです。

7年社会人をして私が見聞きして考えたことを書きます。

目次

行きたくない飲み会は断れば良い

ご時世的に行かなければ職場で仲間はずれにされるということは少ないでしょう。

理由はなくとも行きたくない時はありますし、そもそもなぜ職場の人と業務外でも付き合う必要があるのかという疑問もあります。

私の結論としては、「行きたくない飲み会の誘いは全て断っても良い」です。

もし、断って環境が悪くなる職場なら、転職を考えたほうが良いかもしれません。

ただし間違っても「残業代でないですよね」などというのは言語道断です。百害あって一利なしです。常に相手に丁寧に対応することはとても大事なことです。

誘ってみればわかりますが、断られるということは多少ともショックを受けることです。断るにしても相手への感謝の意を示しつつ、断るのが良いと思います。

行きたい飲み会は行く

前項とは逆に、行きたいと思う飲み会には参加したら良いと思います。例えば慕っている先輩が幹事をしているとか、同世代の同僚が多く参加するという場合には参加したい気持ちになるかもしれません。そういった場合には参加すれば良いのです。

そのためには日頃から飲み会を断るときに「私飲み会は仕事じゃないから出ません」といった割り切った言い方ではなく「今日はちょっと用事があって」くらいのの断り方をする方が良いでしょう。

飲み会で一緒になった人とは、普段、職場で仕事だけを一緒にしている人よりも明らかに仲良くなれる傾向があります。飲み会に参加すると参加した人との人間関係を構築しやすくなります。人は共有したものが多いほどに親しみを感じます。仕事だけでなく、お互いの考えや趣味などを共有することで親しみを持てるようになります。

結局、人は人との関係の中で生きて仕事をしているので、単に仕事で成果を出すということだけなく、コミュニケーションがとる技術が重要で、飲み会はその道具としては非常に使いやすいです。

もちろん、勤務時間内でコミュニケーションも含めて完結させるという方針であれば、それは素晴らしいことだと思います。

決定権を持つ人がいる飲み会は行く

私が社会人を始めて途中で気づいたのは、「割と大事なことが飲みの場で決まっている」という事実です。

プロジェクトに誰を推薦するか、次の人事異動をどうするか、重要な研修に誰を送るか等は飲み会の場で話し合われることがあります。もちろん、最終決定は勤務の時間内に行われると思います。しかし、決定権を持つ人も全てのメンバーのことを把握しているわけではありませんし、若手の上司や自分の歳に近い、信頼できる人たちに意見を求める機会が必要です。

若手や中堅が参加する飲み会でそのようなことを聞かれるかはわかりませんが、飲み会の場では話題として「どういう仕事がしたいの?」と聞かれることもあるので、そこで熱量を持って「こういうことがしたいんです」と伝えると、相手もよく覚えてくれています。自分が何をしたいかを伝えることは極めて重要です。

ただし、「じゃあ君が〇〇できるようにしてみるよ」といった言葉はあまり信じない方が良いです。仕事上の決定はさまざまな事柄が複雑に絡み合っているので、方向づけはできても、決定まで至るかは別の話です。

とはいえ、方向づけができるのとできないのとでは大きな違いです。

若い人が飲み会に参加しない時代だから参加する人は大切にされる

今は若い人が飲み会に参加しない時代です。無理に誘えばアルハラと言われる可能性もあります。最悪の場合、それを理由に休職や転職するかもしれません。

しかし、今の諸先輩方は「飲みニケーション」で上司とわかり合った経験を持っています。そして、何より若手や中堅と話したいと思っています。

先日、「この歳になると、若い人と飲んで話を聞くだけで元気がもらえる気がするんだよね。だから特別なことはする必要がなくて、ただ居て話をしてくれるだけで嬉しいんだよ」と言われたことがありました。

若い人がいるというだけで嬉しいのです。だから、若い人が飲み会に参加しない時代に、飲み会に参加する人は、それだけで貴重なのです。

いつもである必要はありません。たまには参加してみても良いのではないでしょうか。

ただし、行きたくない飲み会にはいく必要がありません。

飲み会に行くも行かないも自分次第。自分で決めて結果に責任を持つ

日本の飲み会という文化は上記の通り、良いところと悪いところがあります。

そして、それ自体は仕事ではありませんので、参加の有無は自分で決めることができます。

参加しなければ飲み代と時間が浮くので、趣味に費やすことも、恋人や家族と過ごすことも、今なら副業に費やすこともできます。

行きたくもない飲み会に全て参加して、趣味や大事な人と過ごす時間を削るのは、やめた方が良いです。

一方で、自分で決めた理由がある場合を除いて、全てに参加しないと決めるのもやめた方が良いです。

誘われたら全部ついていくというのも、しんどいのではないでしょうか。

趣味や大事な人との時間を確保しながら、職場の人とも適度に付き合って行くバランスが必要です。

自分で納得できる、飲み会に行く・行かないの基準を設けることが大切です。

全ては自分の意思で決められることです。だから、

「飲み会参加の基準を持ち、自分の意思で責任を持って後悔しない決定をする」というのが私の結論です。

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この記事を書いた人

1994年1月生まれ。戌年、水瓶座、A型。

今は8年間付き合った後、2024年に結婚し妻と2人で暮らしています。

愛媛生まれ、幼少期は仙台育ち、小学生〜大学生まで大阪育ち、その後は島根と兵庫に移り住んだ後、今は京都に住んでいます。(引越しが多い!)

趣味はバスケットボールと英語と近所のカフェ巡りです。

バスケットボールは中学校から始めましたが、なにせ弱小チームで公式戦は一度しか勝てませんでしたが、懲りずに続けて、今は社会人サークルに所属しています。

英語は大学生の時に「英語ができれば、この先飛び付けるチャンスの幅が大きく広がる」と思い、勉強を始めました。初めは1人で勉強しているだけでしたが、英語の先生に出会ったり、お城のボランティアガイドをしたり、海外の友人ができたりしました。もう10年近くになりましたが、当初の目標の大部分は達成できたのではないかと思います。強い思いで継続すると何かしら形になるのだと実感しました。

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