私は数年前にiPadを買うまでは当然のように紙の本とノートで勉強をしていました。
しかし、資格試験の講座をオンライン受講すると決めたのを機にiPadを購入したところ、学びの全ての中心がiPadとなってしましました。
それぐらいにiPadは学びの質を劇的に上げてくれます。
実際にiPadがどのような点んで学びの質を上げてくれたのかを説明します。
画面の左側で動画を見ながら、画面の右側でメモが取れる
iPadにはsplit viewという機能があり、画面の左側と右側で別々のアプリを表示することができます。
この機能により、左側で例えば講義動画を再生して、右側でメモをとることができます。
この時、iPadならペンで字を書いてメモを取ることもできますし、キーボードを接続してタイピングでメモを取ることもできます。コピーガードがついていない動画であれば、重要な図などをスクリーンショットで撮影して、その場でメモアプリに貼り付けることができます。
もちろん標準装備のメモアプリやPages(wordのようなアプリ)でもメモを取ることができますが、私のおすすめはgood noteです。
このアプリは本物のノートのようにメモを取ったりスクリーンショットを貼り付けたりできます。
今まで、紙のノートの場合、ペンと消しゴムとノートを用意して、図を写す時には定規を使ったりして時間をかけて書いて、付箋やマーカーも用意して、手で書けないものはプリンターで印刷して貼り付ける必要がありました。
これらの手間はiPadがあれば、必要ありません。必要な道具はiPadだけです。
画面の左側で電子書籍を読みながら、画面の右側でメモが取れる
動画のみならず本でもそうです。左側に大きな画面で電子書籍を読みながら、右側でメモを取ることができます。
私はよく本を読みながらメモを取ります。それは本を読んで考えたことを書き残したり、覚えておきたい文章を書き写したりするためです。
iPadがあればそれはiPadだけで完結します。
紙の本とノートであれば、それらがどんなに小さくても最低限、メモをとる時には、本からノートに持ち替える必要がありました。
しかしiPadなら左と右に本とノートが表示されているので、それらを持ち替える必要はありません。
また電子書籍からノートへはコピペすれば良いのでものの10秒ほどで写し終わります。
ここでの時間短縮は計り知れません。仮に1ページ分を書き写そうと思ったら2〜3分はかかるでしょう。
それが50ページ分あったら、100分程度は時間が短縮されます。
書き写すという作業は本を読み進めていく上であまり重要ではありません。先に読み進めていくほうが重要です。本を読み終わるまでのスピードが上がれば、読み切る確率は高くなります。
そもそも私は元々は熱狂的な紙の本派でした。
しかし、今ではほとんどの書籍を電子書籍で購入しています。
この理由はいくつかあります。
まず、電子書籍は欲しいと思った瞬間に手に入ります。
紙であればamazonで注文したとして、どんなに早くても到着するのは数時間後。買いに行けばちょっと出掛けて帰ってくるのに1時間はかかります。そもそも買いに出かけるのに準備をするのも面倒です。
その点、電子書籍は例えばkindleならamazonの画面を開いて購入したら今度はkindleのアプリを開けばもう読めてしまいます。
紙の本であれば行って買って帰って一息ついたら疲れて、本がお蔵入りになることもあります。
しかし電子書籍の場合は数回のタッチで買えるので疲れることはありません。
買った本が図や写真が豊富な本であれば、紙の書籍を買いに行って帰って車での間に読み終わってしまうかもしれません。
本を買うこと自体は全く大切ではなく、本を読んで学んで生かすことが大事なので、やはり電子書籍の方に軍配が上がります。
もちろん、目に優しい本でゆっくり小説を読みたいといった用途なら紙の本も素敵です。
しかし、目的が勉強であるなら電子書籍のほうが有利です。
パソコンの代替として表やプレゼン資料を作ることもできる
ノートではエクセルやパワーポイントを使ったパソコンの代わりはできません。
しかし、iPadならできます。
エクセルやパワーポイントは入っていませんが近い動きをするアプリが無料でダウンロードできます。
NumbersやKeynoteです。
このことを利用すれば、例えば講義メモや本の内容を表に打ち込んでおけば、覚えておきたい内容だけをピックアップしたりするのに大変便利です。
ダウンロードしたPDFに直接、ペンで字を書くことができる
パソコンであってもPDFに字を書いたり加工するのは大変です。
基本的にパソコンにはペンで書く機能はありますが、紙に書くように綺麗に書くことはできません。
紙に印刷して書く必要があり、データとして管理するなら、また、スキャンする必要があります。
しかし、iPadならできます。
iPadならダウンロードしたPDFに直接、ペンで字を書いてファイルに保存することができます。
標準機能でもPDFに字を書くことはできますが、PDFの順番を入れ替えたり、新しいページを差し込んだりすることはできないので、PDFelementのアプリを購入するのがおすすめです。
必要な道具はiPadとApple Pencilと必要に応じてキーボードだけ
ノートを使って勉強するときは、最低限、教材とノートとペン数種類と消しゴムが必要で、基本的には筆箱も必要になるでしょう。
しかしiPadならApple Pencilがあれば他に特には何もいりません。
Apple Pencilは磁石でiPadにくっついているので、持ち運びには困りません。
キーボードは、よく使うのであればケースと一体型にしておけば持ち運びには困りません。
しかし、その場合、キーボードの重さ分重くなるので、普段使わないなら、キーボードはカバーと一体型でないほうが良いかもしれません。
私の場合、キーボードを外で使う機会は少ないので、キーボードは独立しているものを購入しました。
iPadを持ち歩く上で大変なこと
iPadを持ち歩くことで大変なこともあります。次のようなことです。
- iPadは意外と思い
- iPadのサイズに合わせてバッグが大きくなる
- Officeが標準で入っていない
まず、iPadは意外とズッシリと重いです。
実際、私の使用しているiPad Air(第5世代)は461gあります。
多くのパソコンに比べると軽いと思いますが、やはりズッシリとはします。
そしてiPadを持ち歩こうと思えば最低限iPadよりも大きいバッグを持ち歩く必要があります。
財布だけが入るような大きさのバッグでは歩けません。
そして、意外と痛いのがOfficeが入っていないことです。
いまだに多くの場合、ワードやエクセル、そしてパワーポイントで資料を扱うことが多いです。
iPadにも互換性のあるソフトがAppleで用意されていますが読み込むとフォントや形が崩れてしまいます。
しかし、MaC用のオフィスを購入したりGoogleドキュメントを利用することでクリアすることはできます。
これらのデメリットもありますが、あまりにもメリットが大きいのでiPadを使わない理由にはなりません。
日々使う道具にはこだわるべき
何でもそうですが道具はどんどん進化していきます。
私が子供の頃はiPadなどなく紙の本と紙のノートしかありませんでした。
だからそれらを工夫して駆使して勉強をしていました。
しかし、今は違います、電子書籍も普及していますし、講座の多くはオンライン配信となりました。
この状況下では勉強道具も電子化していくのが得策だと思います。
もちろん紙には紙の良さがあります。必要に応じて紙を選択するのもありだと思います。
しかし、基本的に教材が電子で用意され、デバイスも豊富な中で積極的に紙を選ぶ必然性は少なくなりました。
今、何かを学び道具を揃えるならiPadがとても便利です。
何か新しいことを学んで自分が前に進んでいる時はとても気分が良いものです。
この記事を機に、何かを勉強し始めてはいかがでしょうか。iPadで!
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