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親に結婚を大反対されても結婚した方法

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私と妻は8年間付き合った後に、やっと結婚しました。

これだけ長い時間がかかったのは妻の親の大反対にあったからです。

結論から言うと一番大事なのは2人で結婚する決意を固めることと親への対応について十分な準備をすること、そして状況が好転したら一気に結婚まで進めてしまうことです。

本記事では私たちが大反対にあった理由と乗り越えるために用意した方法を説明します。

目次

私たちの結婚が大反対にあった理由

理由は二つあります。

一つ目はお互いが学生の時にこっそり行った旅行がバレたことです。

大学生で恋人がいたら多くの人は記念日などに旅行に行くと思います。

私たちもそうでした。

しかし、妻の両親はとても厳しい人で、特に父親は「学生の身分で恋愛なんてけしからん」という思想の持ち主でした。

ある時、2人で追いかけていたバンドの北海道ライブのチケットに当選したのです。

どうしても行きたくて、旅行を決行したのですが、当日は台風が来る日でした。

宿泊先で妻の両親から「今日みたいな日に大学は開いていないはずだ。一体どこにいるんだ」と問い詰められた私たちは、あっさり旅行に来ていることを白状しました。

その結果は、もちろん大激怒。すぐに帰ってくるように言われました。

帰ってからも妻の両親は大激怒。私はその時、妻の両親には会うことができなかったのですが、妻は一時携帯を没収され(大学最後の年です)、連絡手段を断たれてしまいました。

妻はこの時、怒られたことよりも「もう結婚できる望みがない」ことをひどく悲しんでいました。

これが私たちが結婚を大反対された一つ目の理由です。妻の両親は過保護ですが、それを差し引いても私たちが上手くできなかった部分もよくありませんでした。

もう一つの理由は家柄です。

私の両親は正社員の共働きで十分な稼ぎがあり、お金持ちというわけではありませんが十分な生活をさせてもらってきました。

しかし、妻の両親は数代前から、かなりのお金持ちでした。

このことから家柄が合わないと言われたのです。正直、私は自分の両親を誇りに思っていたので強い憤りを感じました。「どうしてそこまで言われなければいけないんだ」と。

しかし、結婚がかかると親も必死です。苦労をさせたくないと思うのでしょう。

私は結婚の話をしていた時、公務員だったので世間一般的に言えば条件として「悪くはない」部類だと思います。

しかし、それでも「うん」とは言ってくれなかったのです。

ここからは私たちが結婚を認めてもらうまでに実際に行った行動について紹介します。

2人で結婚する決意を固める

結婚を認めてもらうというのは長い道のりになる場合が多いです。

だから、一番重要だったのは2人で結婚する意思を固めることでした。

私は強く結婚しようと思った付き合い始めて5回目の記念日にプロポーズをしました。

私ももちろんですが、後から聞くと妻もこの時に覚悟を決めたと言っていました。

もちろん、全てが整ってからプロポーズでも良いのですが、結婚へ進めるきっかけとしてプロポーズをしてしまうというのも私は一つアリだと思います。

しかし、私たちが結婚できたのは8年目です。プロポーズから約3年かかっています。とても長い道のりです。

どうしても、このような長い道のりの中でどちらかが諦めそうになることがあります。

それでも、もう一方が強く結婚したい意思を示せばまた結婚に向けて歩き出すことができます。

諦めそうになったときはお互いで励まして、どうして結婚しようと努力をし始めたのか、その原点に立ち返ることが重要です。

できる限りの準備をして待つ

結婚を認めてもらう道のりの上では何が起こるかわかりません。

私たちの場合、妻の母親の妹が「相手の人に全く会いもせず、頑なに拒むのは違うんじゃないの?」と妻の母親に言ってくれ、「shunに会ってみたい」と言われた時から話が急速に前に進み始めました。

そういう場面で極めて大事なのが十分な準備でした。

私はその日に備えて「どういうことを聞かれたら、どういう風に答える」と言ったことを準備したり、当日はスーツを着ることはもちろん、手土産も持っていきました。

状況が変わる可能性がある場面ではオーバーと思えるほどに十分な準備をすることが大切です。思いついたことは全部実行するべきです。

こうした準備を整えることでNOと言われる隙を減らして前に進んでいきました。

会える機会には飛びつく

先ほども述べた通り、突然、妻の母が私に会いたいと言ってくれたことをきっかけに、話は急速に進んでいきました。

実は妻の母に会いに行くつもりで待ち合わせ場所に行くと、妻の父もその場にいました。とんでもないサプライズです。

一応、想定はしていたので特に困ることはありませんが、本当にとんでもないサプライズです。

実際に会うと今まで想像で考えていた相手のことが実物大で分かり、大体の場合は、頭の中で考えているときは実物よりも悪い方に考えているので、良いギャップが起こりやすいです。

このことから、会える機会があれば、ためらわずに必ず掴んだ方が良いです。

状況が好転したら一気に押し進める

私たちの場合は妻の両親から好印象をもらった時点で、結婚式までのおおまかなスケジュールを全て立て準備を始めました。

具体的には、結婚式場を探して仮の日程(1年半先)で押さえたり、夫側の両親にアポイントを取ったり、前撮りのことなどを2人で決めていきました。

そして入籍の準備も始めました。

しかし、実際には妻の両親と会えた後にも、入籍にあたって両家が揉め始めて、また、大変な思いをすることになりました。

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それでも、記事にある通り少し強引でも前に押し進めることで入籍、結婚にたどり着くことができました。

ここで大事だったのは問題が発生しても一気に進め切り、乗り切ってしまうことです。

人の考えは日々変わっていきます。ちょっとした期間に正反対のことを言うこともよくあります。

特に親にとっては「やっぱり結婚を認めない」なんて簡単に言えてしまいます。

その後にも親の意見はどんどん変わっていきます。

だから、もう戻れないところまで早々に進んでしまった方が良いです。

結婚を考えるときは自分たちの気持ちを一番大切にする

私たちの場合は、8年間かかりましたが運良く親の反対をひっくり返して結婚までたどり着くことができました。

しかし、私は20年、30年と付き合っているものの親の説得ができず付き合っている状態のカップルをたくさん知っています。例えば女性側のお母さんが大反対していて、でも、女性がお母さんが大好きで反対を押し切ることができない場合などがあります。

結婚自体は法律上、2人の意思があれば婚姻届を提出することで可能です。

ただ、現実にはそうは割り切れないのが結婚です。

「親と絶縁するというのは親を憎んでいるくらいでなければ難しい」と自分の結婚の過程で感じました。仮に親が毒親であっても割り切るのは難しいと思います。

両親を説得するという正攻法の他にも、将来子供が欲しければ授かり婚の形を取るというのも一手です。

もちろん、2人さえ良ければ事実婚という道もあります。

その中で、私たちは両親を説得して結婚する道を選びました。

その理由は妻が結婚式に憧れていたことと事実婚では法律上や職場の規則上、色々と不都合が出てくるからです。

最後に、結婚は結婚する2人が主役です。親や家族ではありません。2人で話して2人で方針を決めて2人が生きていきたい方法で生きていくべきです。自分たちが一番。それ以外は全部二番以下に過ぎません。

結婚の話を進めていく中では、反対している親、あるいは反対していない方の親をも悲しませてします可能性があります。しかし、あまりそれには構い過ぎないでください。悲しませた分は後から愚痴を聞いたり、別の形で親孝行をすれば良いです。大事なのは自分であり、パートナーです。

繰り返しになりますが、結婚は自分たちが一番、それ以外は全部二番以下です。

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この記事を書いた人

1994年1月生まれ。戌年、水瓶座、A型。

今は8年間付き合った後、2024年に結婚し妻と2人で暮らしています。

愛媛生まれ、幼少期は仙台育ち、小学生〜大学生まで大阪育ち、その後は島根と兵庫に移り住んだ後、今は京都に住んでいます。(引越しが多い!)

趣味はバスケットボールと英語と近所のカフェ巡りです。

バスケットボールは中学校から始めましたが、なにせ弱小チームで公式戦は一度しか勝てませんでしたが、懲りずに続けて、今は社会人サークルに所属しています。

英語は大学生の時に「英語ができれば、この先飛び付けるチャンスの幅が大きく広がる」と思い、勉強を始めました。初めは1人で勉強しているだけでしたが、英語の先生に出会ったり、お城のボランティアガイドをしたり、海外の友人ができたりしました。もう10年近くになりましたが、当初の目標の大部分は達成できたのではないかと思います。強い思いで継続すると何かしら形になるのだと実感しました。

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