同棲をし始めると、一緒に旅行に行ったり外食したりと楽しいことが多い一方で、生活費を一緒に払うようになり、家事なども2人でするようになります。
これまでは生活費を払って残りで遊ぶ、というのが一般的ではないでしょうか。しかし、今は色々なサービスのハードルが下がっており、お金を使って時間を買ったり投資をしたりということが、とても簡単になりました。こういったサービスを利用することで理想の生活に一歩近づける可能性があります。
ここでは、私たちのお金の使い方を紹介します。
家賃が多少高くても住みたい家に住む
特に若い時はお金がなく、賃料の安いところに住みたくなりますが、賃料が安いと、当然、立地や設備が悪くなります。また、部屋の数も減っていきます。
また、家賃が高くなるほど、一般的には治安が良くなり、トラブルが少なくなります。
収入との兼ね合いもあるので、高ければ良いというわけではありませんが、ある程度、良いところに住むというのは大事なことだと思います。
もちろん、2人で「将来のためにお金を貯める」ことを一番の目標にしている場合には、家賃を下げていくのも良いと思います。
余計な物は買わない
日々、過ごしていると色々なものが欲しくなります。趣味のものや美容グッズ、車やペット等々欲しいものはつきません。しかし、それらを買わないというのは買う費用の節約になるだけでなく、管理にかかる手間と費用をも省くことができます。
たとえば、車を買うと購入代金に加え、保険料や駐車場代がかかります。さらに定期的に車検やガソリン代もかかります。車がないと生活できない地方都市であれば、車は必需品ですが、そうではない地域で「週末にたまに使う」くらいの頻度であれば、カーシェアでも事足りるのではないでしょうか。
また、小物雑貨などもお店で見るとついつい買ってしまいがちですが、やはり片付けの手間と整理のための棚等が必要になるので買わないで良いものは買わない方が良いです。
お互いが忙し過ぎて時間がない時は家事代行を頼んで時間を買う
共働きの場合に日々の時間を多く遣っているのは家事です。そもそも仕事が忙しいのに、週末は家事三昧となると、もう生活を楽しむ時間はありません。このような状況に陥らないために利用したいのが家事代行サービスです。
全ての家事をお願いすると高くつきますが、手をつけにくい部分だけであれば、それほど大きな支出ではありません。たとえば、水回りのキッチン・トイレ・洗面台・お風呂でだいたい8,000円くらいで綺麗にしてもらえます。これで2人の時間が作れるなら払う価値のあるお金です。
特別な経験にはお金の制限を外す
普段は必要なお金だけを使っていたとしても、特別な経験、特に2人でする経験にはお金の制限を外すことも時には大切です。
例えばずっと泊まってみたかったホテルに記念日デートで2人で泊まってみようとなった時。一番安い部屋が5万円、高い部屋が15万円だったらどうしますか?正直、5万円の部屋でも十分に高いです。しかし、例えば15万円の部屋がスイートルームでラウンジ利用できて、今までこういう経験がなかったらどうでしょうか。もし、ホテルが目的の旅行であるなら、15万円の部屋を選んでも良いのではないでしょうか。
もし、いつもは選ばない方を選んで特別な体験ができたら、2人の一生忘れられない思い出になります。
これはお金だけじゃなくて、旅行先や旅行期間についても同じことが言えます。たまには、いつも違う思い切った行動をすると新しいものが見えてくるかもしれません。
2人で投資をして年間40万円の配当で遊ぶ
みなさん不労所得という言葉を聞いたことがあると思います。働かなくても財布に入ってくるお金のことです。不労所得を得る方法はたくさんありますが、中でも簡単なのは株式を買って配当金をもらうことです。詳しくはここでは書きませんが、いわゆる高配当株という銘柄(種類)の場合、3〜5%の配当金が何もしなくても入ってきます。またNISAを利用すれば、通常、利益に対して20%かかる税金は免除されます。
仮に40万円のを4%の配当を出す銘柄で貰おうと思えば1000万円が必要になります。これはとても大きいお金ですが、共働きの場合、一人当たり500万円で良いので、数年かければ達成できる可能性があります。
年収が数百万円から数千万円であるのに比べて年間40万円というのは小さい数字に見えますが、例えば、2人で1回20万円の旅行を2回、貯金を使わずにできると思えばすごいと思いませんか?
妻と私はこれを「1000万円プラン」と命名して目標達成に向けて日々お金を貯めています。
まとめ:2人の理想を叶えるお金の使い方をする
お金は稼ぐ方法も遣う方法もたくさんありますが、2人で話し合って、その方法を決めていくのが一番大事です。
日々贅沢するのももちろん良いと思いますが、たまにする贅沢だから特別感があるというのも事実です。
また、「まだ経験していないことがある」というのは素晴らしいことです。これから感動が待っているのですから。
日々の中で、たまに2人で特別なことをするというのが、私にとってはとても幸せなことです。
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